メモリを増設する

メモリ増設は少し複雑。手順を踏んでしっかり行おう

メモリの増設というのは、パソコン上で何か操作をするのではなく、メモリという部品を購入してパソコンの中に取り付けるという、物理的な作業になります。

上手く取り付けられず無理やり力を入れて壊してしまったりしない様、注意が必要です。

そのため、手順を確認し気を付けて行う必要があります。
1つ1つ確認して行きましょう。

 

メモリの増設とは何か

パソコンの中には、CPU、メモリ、ハードディスク等々、複数の部品が存在します。
この中でパソコンの速度に大きくかかわるのは、CPUとメモリです。

CPUは、人間に例えると、頭の良さ、仕事の能力の高さです。このCPUの性能が高いほど、パソコンの動き全てが速くなります。

メモリはパソコンが一度に行える仕事の量です。人間に例えると、作業スペースや机の広さです。

仕事がどれだけ速くても、机が狭かったら仕事がしづらく、はかどりません。

机が広ければ作業がしやすいですし、何かの作業をしながら、また更に資料を広げたり、ペンや定規をすぐ取れる位置に置いておいたりと、とにかく作業がはかどりやすいです。

イメージとしてはこんな感じです。
つまり、CPUもメモリも性能が高い程、パソコンの動きが速いという事になります。

ご自身でパソコンを組み上げる方でもない限り、CPUは交換はほぼ不可能ですので、メモリを増設する事になります。

では、メモリを増設する具体的なステップを、以下の記事からご説明していきます。

 

取り付けられるメモリを確認する

お使いのパソコンに取り付けられるメモリの種類、規格を確認します。
どういう事かと言いますと、メモリには色んな種類があり、パソコンによって取り付けられるメモリの種類が決まっています。

そのパソコンに合った種類のメモリでないといけません。
お使いのパソコンに合わないメモリを買ってしまっては取り付けられないので無駄になってしまいます。

では、取り付けられるメモリをどうやって確認するのか。
一番良いのは、パソコンのメーカーのサポート窓口に電話して教えてもらう事です。

それか、大手の家電量販店に行って、店員さんにパソコンの型名を言うか、それがわからなければ、パソコンの取扱説明書や保証書を持って行って店員さんに見せる事です。
必要な情報は、「型名」とか「品名」という物です。
品名だと複数の種類のパソコンを指す場合があるので、「型名」の方がより性格にあなたのパソコンを伝えられると思います。

たいていはカタログなどから、そのパソコンに合ったメモリがわかるので、パソコンの型名を説明書や保証書で確認し、大きなパソコンコーナーがある家電量販店(ヤマダ電器、コジマ電器、ケーズ電器など)に行けば大丈夫です。
古いパソコンだと取り寄せになる場合もあるので、その場合はすぐにメモリを買えず、届くのを待つ事になります。

一番確実なのは、ノートパソコンならばパソコンそのものを持って行く事です。お店によってはメモリを買えば取り付けも行ってくれるので安心です。

いずれにせよ、お店に一度事前に電話して何が必要かを確認しておくと良いでしょう。

ちなみに、保証書について補足しておきます。
パソコンに修理が必要になった場合、保障期間が過ぎて無ければ無料や減額で修理出来る物なので、無くさない様に注意して下さい。なくしてしまうと、保証期間であったとしても、保障期間が証明できず有料での修理になる可能性が高いですので。

 

現在のメモリ容量を確認する

メモリを増設したらちゃんと増えているか確かめるために、メモリを増設する前のメモリを確認しておかねばなりません。

その操作方法をご案内します。
Windows10での操作画面になります。

スタートから、「設定」をクリックし、次の画面で「システム」をクリックします。

Windowsの設定、システム、の順にクリック

そうすると出て来る画面ですが、左側と右側に2分割されていて、それぞれが縦にスクロール出来ます。

ここで、左側に「ディスプレイ」「通知とアクション」など並んでいるので、下にスクロールし、「バージョン情報」をクリックしてください。

Windowsのバージョン情報の画面

そしたら今度は、画面の右側を下にスクロールしていきます。

すると「実装RAM 〇〇GB」という項目があります。
この「〇〇GB」という項目が、現在のメモリ容量となります。

メモリの増設が終わった後に再度この画面を開き、数値が増えているか確認します。

 

メモリを取り付ける

取り付け方法は説明書のどこかに書いてあるはずですが、探すのが面倒です。そもそもご自分で取り付けるのが不安な方も多いと思います。

有料になる場合もありますが、家電量販店ではメモリ取り付けをやってくれる所もあります。メモリをそのお店で買えば無料で取り付けてくれるサービスをやっていたりもします。

他の方法だと、パソコンメーカーのサポート窓口に電話して、電話で取り付け方を教えてもらいながら自分行うという手もあります。

ただ、電話ですから言葉で指示を受けるだけなので、取り付け場所や取り付け方がいまいちわかりづらいです。

もしご自分で行う場合は、以下の点にご注意下さい。

  • 必ず電源を落とし、全てのコードやカードをパソコンから抜く
  • ノートパソコンならばバッテリーも取り外す
  • 体の静電気を抜く(金属に触る)

そうしないとパソコンが故障する可能性があります。

 

正しく取り付けられたか確認する

メモリを取り付け終わったら、電源を入れてみましょう。

もしパソコンが立ち上がらず、黒い背景に英語が書かれている画面とか、とにかくいつもと違う画面になる様なら、何らかの異常があるという事です。
その際考えられるのはたいてい以下の事です。

  • メモリが上手く取り付け出来ていない
  • メモリ自体に問題があるか
  • 取り付けの際に何かミスがあってパソコンが故障した

 

ほとんどの場合、きちんと差さっていないだけです。
もう一度電源を落とし、全てのコードやカード類、ノートパソコンならバッテリもはずし、先ほど取り付けたメモリを一旦取り外し、再び取り付けてみて下さい。

そしてまた電源を入れてみて、いつも通り立ち上がれば成功です。

無事パソコンが立ち上がったら、メモリ容量の数値が増えている事を、最初にご説明した、メモリ容量の確認方法で確かめます。

これでメモリ増設前より増えていれば無事完了です。